20世紀少年 第一章
原作を3巻ほど読み、無謀にもそのまま鑑賞しました。
内心「ついていけなかったらどうしよう・・・」
って不安ものでしたけど、ものすごい分かりやすく作ってあったので
(というか3巻まで読んで行けばかなり完璧に把握)
見やすかった。
そして・・・その見易さが命とりにもなりかねなかった気も。。
堤さん、やっぱりなんだか「そんな空気」出ちゃうんだね。映画監督やると。
なんだろ、なんでだろこの感じ。
堤先生はいっつもこう。
なんだか「映画」の枠に違和感を織り交ぜて疑問符というか
不満感をオイラに与える。
なんでテレビドラマのような素晴らしさを映画にできないのだろう。
この監督さんならではの「モノ」があるのです。
もちろんそれはどの監督さんにもある個性。
オイラが好きな三池監督・塚本監督・清水監督。
どの監督さんも、そのそれぞれの個性を堪能しに映画館へ行く。
それと同時にどの監督さんの主張も、自分と合致しない部分もある。
堤さんも作品も、もちろん数多くみている。
この人のテレビドラマはものすごく斬新な演出と効果的な撮影で
見逃せない。
トリックもケイゾクも素晴らしい。
それが映画になると、とたんにゲージが下がる。
ケイゾク映画・トリック映画はテレビサイズ。
溺れる魚・恋愛写真・サイレン・包帯クラブ・・・
どれもこれもおかしい。一歩先へ進めないものばかり。
今回の20世紀少年。
これは失敗してはならない作品。
邦画で稀に見る巨額な制作費。
圧倒的マンガ原作者「浦沢直樹」という存在。
凝ったキャスティング。
そこで彼等20世紀少年政策委員会は「マンガを忠実に」という
作戦に出た。
これはハズレをしらない。だってマンガに忠実なのだから。
そして鑑賞。
なにかおかしい。
なにか違う。
3巻までしか読んでいないオイラだけど、
「マンガとキャスティングがぴったり!」以外、あまり浮かばない。
このストーリーは合っているのだろうか?
実写にすること、そして映像を初見で見る全ての人
そして観客を見通してこのストーリーは
ほんとにほんとに正しく合っていますか?
マンガのファンに聞きたい。
「忠実」なのは「世界観」だけでは無いですか?
世界観を再現されるとオブラートに包まれる状態になることも知ってる。
中身は半熟の卵のように。
この作品は「走ってる」ようにみえる。
大きな空を野球のボールがすばやく飛んでいくように。
100mを走り抜けるボルトのように。
長い尺の中で、なんだか走り去る何かをかんじてしまいました。
・・・・第2章。どうなるのかわからない。
第1章みたから見るけど・・・堤作品を嫌いになってしまいそうで怖い。


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